異種との交わり1


突然変異者、それは大多数の人とは異なる性質を持つ者を指す。
とても少ない、まれな割合だが、生まれてくることを止めることはできない。
異質体質を隠して暮らす者がほとんどだが、隠し切れない者もいる。
山奥にある巨大な私有地の中には、そんな異質が集まる場所があった。

山奥の、とても交通が不便な場所にある学校。
普通は、好き好んで通学する人なんていないだろう。
けれど、校内は生徒で賑わっている。
ただ、たまに火柱が上がったり、奇声が聞こえたり、扉が凍り付いたりする。
ここは、普通の人が暮らす街とは、かけ離れた空間だった。

「今日は転校生を紹介しよう、ケイ君だ。我々の仲間がまた一人増えたことに、誇りを持って迎え入れよう」
担当教師が、隣に立って紹介する。
転校生の紹介は、新学期にはありがちだ。
だが、ここにいるからにはもちろん普通の転校生ではない。
担任教師から紹介されたケイは、周囲の生徒をさっと見る。
体から棘が生えている人、爪が異様に長い人、バリエーションに富んでいる。

「ねえ、あなたの力を見せてよ」
一人の女子生徒がせかすと、ケイは無表情のまま右手を前に差し出す。
その場には黒い風が渦巻き、やがて形を成した。
それは子供を乗せられそうな大きさの犬で、ワンと鳴いた。
「ほう、イメージを具現化できるのか、素晴らしい。では、席に座るように」
犬を黒い霧に変えて四散させ、席に着く。
ここで、どれくらい自分の力を高められるのか、楽しみだった。


勉強熱心な生徒を演じるため、図書館通いが恒例になる。
演技とは言っても、見知らぬ図書があるのでだいぶ楽しめていた。
静かな空間で黙々と読書をしていると、ふわりと花の香りが漂ってくる。
あの人が来たのだと、一旦顔を上げた。

「今日の授業は終わったのに、まだ勉強か」
「授業が終わったからこそ、他のことを学ぶいい機会じゃないですか」
優等生の返事が、すんなりと出てくる。
本を閉じ、元の棚に戻そうと場所を移った。

次はどれを読もうかと、目移りする。
上の方の本を取ろうと手を伸ばしたとき、すぐ背後でまた香りがした。
ぎくりとしたときには、背中に人が触れているのを感じ、動けなくなる。
本の背表紙に触れた手は、一回り大きな手に包まれていた。
固唾を飲んだが、他に何をされるわけでもなく、本が取られただけだった。

「植物学に興味を抱いてくれているようで、嬉しいよ」
「あ、はあ、まあ、担任の教科なので・・・」
この先生は案外スキンシップが好きなのか、たまに触れてくることがある。
けれど、それは高所の物を取るときや、実技授業の補助をするときだけで
ちゃんと理由があって触れていることなので、特に何も言わないでいた。

「勉強熱心な子には、特別なハーブティーでもご馳走しようか。
頭が活性化したままでは、寝付きが悪くなる」
「いいんですか?一生徒が先生の部屋に行っても」
「私から誘っているのだから問題ない。不法侵入は、罰せられるがね」
最後の言葉が、警告のように耳に残る。
もしかしたら、気付かれているのだろうかと思うときがある。
それでも、普通にしていれば、無下に優等生を尋問するわけにはいかないだろうと、自信があった。


招かれた部屋には、いつも先生からする香りが広がっていた。
ここで一晩過ごせば、香水をつけなくても香りをまといそうだ。
「さあ、座るといい」
やや緊張ぎみに、木の椅子に腰掛ける。
先生はハーブティーを準備しに、別室へ移動した。
室内を見回すと、植物学の先生だけあって、部屋の中にある家具は全て木製だ。
ここの家具は、先生の意のままに動くのだろう。

大人しくしていると先生が戻ってきて、テーブルにティーセットを置く。
木のカップにハーブティーが注がれると、また別の香りが漂った。
「市販品には飽きてしまってね、私がブレンドしたんだよ」
「そんなことまで、できるんですか」

市販品ではないことに、むしろ不安感を覚える。
けれど、ここまで来て飲まないのは、警戒しているとばらすようなものだ。
カップを手に取り、ハーブティーに口をつける。
すると、さわやかな味が広がり、思いの外美味しくて目を細めた。

「すっきりして、飲みやすいですね」
「疲れた頭が癒されるだろう。肩の力を抜いて、リラックスするといい」
ふいに、先生の手が肩を撫でる。
一撫でされるたびに緊張感が抜けていくようで、小さく息を吐いた。

「ところで、君の力は様々な生物を作り出せるんだったね。どんなレパートリーがあるのかな」
「・・・いえ、実はさほど種類はいないんです。単純に戦うだけですよ」
しれっと、微笑んで嘘をつく。
いくらリラックスしても、易々と手の内を明かす間抜けではない。

「そうかい。私には、君が他にも力を秘めている気がしてならないんだがね」
「そんな、買い被りすぎですよ」
少しひきつった笑顔で、謙遜する。
そろそろ、事を起こした方がいいかもしれない。
そう決意して、ハーブティーを飲み干した。




翌日、就寝時間をとうに過ぎた後に部屋を抜け出す。
寝る間も惜しんで図書館に行きたいわけではない。
「・・・クリアー、出ておいで」
呼び掛けると、真っ黒な布が空に浮かぶ。
それは体に巻き付き、周りと同化して姿を消した。

目指すのは、昨日訪れた先生の部屋。
見回りとすれ違っても気付かれず、無事にたどり着けた。
不用心にも鍵が空いていて、そろそろと中に入る。
トイレにでも行っているのか、先生はいなかった。
今がチャンスだと、慎重に机の引き出しを開ける。
戸棚や本棚もあさり、目当てのものを探していた。

隠せそうなところはあらかた見たが、見つからない。
易々と取れる場所にはないのかと肩を落とし、さっさと退散しようとする。
けれど、廊下に出る前に扉が開いて、後ろに飛び退いた。
先生が入ってきて、息を飲む。
姿は見えていないからいいのだが、扉が閉められてしまう。
先生が眠るまで出て行けなくなってしまって、隅に避難した。

何かの気配を感じているのか、先生は辺りを見回している。
クリアーの壁は人の気配を完全に消す、見破られたことはない。
自分の存在はなくなっているはずなのに、先生は真っ直ぐに近づいてきていた。

「香りがないな。この、一角だけ」
指を指され、息が止まる。
クリアーは存在を消す、その者の匂いも消し去ることが、仇になった。
じりじりと横へ移動すると、指先もついてくる。

「クリアー・・・戻れ」
もう駄目だと観念して、クリアーを戻す。
姿が現れると、先生はふっと笑った。
「どうやら、私の目に狂いはなかったようだ」
「・・・そうですね。まさか、これを見越して部屋に香りを・・・」
「いや、ただの趣味だよ」
先生は扉の方へ移動し、取っ手を掴む。
すると、床から蔦が伸び、扉ががんじがらめに封じられた。

「忍び込んだからには、よほど欲しいものがあったのか」
「・・・正直に言います、禁書が欲しかった。代々の先生にしか読むことが許されていない禁書が」
禁書の知識があれば、どんなものが生み出せるのだろうと。
未知なる力のため、多少の悪事は働いてみたかった。


「正直だが、それは悪い行いだ。残念だが、罰しなければならない」
先生は、残念だと言いつつも口端を上げる。
背筋がぞくりと寒くなって、反射的に大型犬を呼び出していた。
命令する前に、犬は牙をむき出しにして先生に飛びかかる。
生徒の攻撃などに怯む様子はなく、先生は床に手をかざす。
そこから植物が蛇のように伸び、巨大な鎌に形を変えた。

襲い掛かろうとしていた犬が、一薙ぎで、真っ二つに切断される。
犬は黒い霧になって、散り散りに消え去った。
いとも簡単に消され、肩を落として抵抗を諦める。

「無駄な抵抗をしないのは賢い選択だ。さて、一体誰にそそのかされて忍び込んだんだか」
「そそのかされた、なんて・・・」
「個々人の教師が禁書を持っていることは、生徒は知らない」
「他の先生が話しているところを、小耳に挟んだんですよ」
さらりと言ったはずだが、先生は訝しむようにじっと視線を向けてくる。

「まあ、いい。口が堅い方が、都合がいい」
よくわからないことを言われて疑問符を浮かべていると、背後からツタが伸びてきて手足を束縛される。
軽々と体が持ち上げられ、抵抗する余地もなくベッドへ放り出された。
ツタはするすると服の隙間へ入り込み、器用にボタンを外していく。


「な、何、する気、なんですか」
「何をすると思う?」
服がはだけ、ズボンが下ろされていく。
危機感を覚えて手を握りこむと、周りからねこじゃらしが生えてきた。
先生が標的を指差すと、ねこじゃらしが一斉に寄ってきて、脇や横腹をくすぐり始めた。

「わ、あ、はははっ、くすぐったい」
「君が、ここで口を割れば止めるけれど。どうかな」
くすぐりが止まり、答えを促す。
こんなことで何もかもを話すほど、馬鹿じゃなかった。

「そうか。では、もう少し過激なことをしなければならないようだ」
ねこじゃらしが引っ込み、次はもっとふかふかな植物が出てくるのかと予想する。
けれど、周りに表れたのは太さが様々なツタと、花のつぼみだった。
白色、桃色、黄色と、種類豊富でどれも綺麗だ。
見とれているさなか、ツタが体を這い、太股の辺りを撫でる。
くすぐったさとは違うものを感じて、また背筋が寒くなった。

「私の植物の、一番の栄養材を教えてあげようか」
ツタは留まることなく、じりじりと太股の中心部へ迫る。
まさか、と思ったとき、中心にあるものへ、ツタがやんわりと巻き付いていた。
「あ、っ・・・」
敏感な箇所に触れられ、思わず声が上がる。
強く締め付けられることはなくとも、少しでも動かれると感じるものがあった。

「途中で口を割れば、止めるつもりだ。そんな余裕は、なくなってしまうかもしれないが」
先生が、微かに笑みを浮かべる。
笑顔が恐ろしく感じられたのは、初めてだった。
それでも、首謀者が発覚したら退学だと、そう思っていて、閉口していた。
黙っていると、ツタが動いて下半身のものを上下にさする。
「うぅ・・・」
唇を噛んで声を抑えるけれど、体の反応はごまかせない。
擦られるたびに下肢が熱くなって、反応してしまう。


「これから何をされるか、もう察しただろう。君もなかなか頑固者だな」
「ご、拷問して、傷がついたら、問いただされますよ」
「拷問?まあ、それに近いのかもしれないな。傷が残らないようにするやり方なんて、いくらでもある」
ふいに、下腹部の根本が締め付けられる。
「い、う・・・っ」
今度は痛みが走り、顔をしかめた。

「首謀者を言いたくなったら、いつでも話すといい。私としては、最後まで頑ななままでも構わないがね」
「さ、最後、って、どういう・・・」
質問の途中で、ツタが下腹部の隙間へ入り込んでいく。
そして、隙間の奥の窪みへ、切っ先が入り込んできた。
「ああ、っ」
奥まった箇所に触れられ、体がびくりと跳ねる。
ツタがどんどん奥へと進み、淫らな感覚を覚えずにはいられない。

「止めて、ください・・・っ」
「君が素直にならないからだ。まだ序の口だよ」
ツタが中でうごめき、冷や汗が流れる。
身をよじって抵抗しようとすると、他のツタに腹部や足が拘束された。
どうあがいても逃れる術はないのだと、示されているようだ。

「こんなに不快な思いをしても駄目か。じゃあ、刺激を強くするしかないな」
ツタがゆっくりと抜かれ、大きく呼吸する。
息を整えているさなか、そばにあった蕾が花開いた。
大輪の花弁に見とれたが、ふと、中心にある雄しべが目に入る。
まさかと思ったときには、一本の花が下肢の方へ移動していった。

「や、そんな、止めてください・・・!」
制止の声もむなしく、雄しべが窪みにあてがわれる。
答える間を与えられているのかもしれないが、退学の二文字が言葉を止める。
何も言われないとわかると、雄しべが中へ押し込まれた。

「ああ・・・っ!や、や・・・」
細いツタとは違う、弾力がある太いものが入ってきて、あられもない声が上がる。
ツタに解された箇所は、進んでくる雄しべを受け入れていってしまう。
植物に侵食される、信じられないような感覚なのに、快楽に逆らえなかった。
「この花は、人の精が大好物なんだ。雄しべは相手を攻め立て、雌しべは・・・」
説明される前に、雌しべも下肢へ近づく。
そうして、起ちきっているものへ花弁を添え、包み込んだ。

「ふぁ、あ・・・」
労るように優しく包まれ、力が抜ける。
そうして窪まりがわずかに緩んだ瞬間、雄しべがさらに奥へ進んできた。
「やあ、ああ・・・!」
相手を拒もうと閉じている場所が、容赦なく開かれていく。
先端から抑えきれない精が零れると、雌しべが細い管を伸ばして絡め取る。
前も後ろも攻めたてられて、解放してほしくて仕方がなくなった。


「も、う、終わらせて、ください・・・!」
「さあ、どうしようかな。悶えている姿も良いものだ」
けれど、根元にツタが巻き付いていて抑制されている。
絶頂の寸前で止められているもどかしさに、理性は侵されてきていた。
そんなさなか、雄しべが一旦身を引き、再び押し進んでくる。

「ああ、あ・・・!」
奥を突かれ、意識が飛びそうになる。
けれど、根本に巻き付くツタがそうはさせてくれない。
耐えかねた液がわずかに溢れるだけで、どうしても達することはできなかった。
もどかしさを感じているのは同じなのか、雌しべの管が液の出口へ入り込んだ。

「ひ、や、あぁっ」
羞恥心を忘れ、悲鳴にも近い声で喘いでしまう。
じりじりと中を犯され、もはや早く達したいということしか考えられない。
今問いただされれば、何もかも言ってしまうだろう。

「ああ、雌しべは君の精が欲しくて堪らないみたいだね。甘い声を聞いていたかったが、仕方ない」
根本からツタが外れて、抑制がなくなる。
同時に、雄しべが最奥を突き、雌しべが先端からさらに奥へと入り込んだ。

「ふ、あ、ああぁ・・・っ!」
解放された衝撃に、体が強く震える。
脳が痺れるような悦楽に耐えきれず、高まりきった欲が一気に溢れていた。
先端からほとばしる白濁が雌しべを濡らし、後ろの窪まりは雄しべを激しく締め付ける。
その瞬間、雄しべからどろりとした何かが流れ込むのを感じ、身震いした。


快楽の衝動がおさまると、花やツタが身を引いていく。
雄しべが出た後には、粘液質な余韻が残されていて、とても卑猥な気分になる。
もはや自分の意思では出すことができなくて、奥に残された液を受け入れるしかなかった。

「とても良かったよ、植物達も満足している」
先生が微笑みながら近付き、頭を撫でられる。
何か反応を返すわけでもなく、虚ろな目でただ見上げていた。
「それにしても我慢強い子だ、とうとう口を割らなかった。
できれば、これは使いたくなかったのだけれど」
先生は、ポケットからおもむろに小瓶を取り出す。

「自白剤だよ。作るのに手間がかかるから、使わないにこしたことはないのだけれど」
本当に、それだけの理由で出し惜しんだのかと疑いたくなる。
最初から使えば、こんな手間はかからなかったのではないか。
そう問いたかったけれど、疲弊していて言葉にならなかった。
先生がベッドに腰掛け、顎を掴まれて固定される。

「喘いで喉が渇いただろう」
口を閉じようとしたが、それより先に指が差し入れられる。
噛もうとしても、まだ体がだるくて力が入らない。
開いた隙間へ、液体が落とされた。

「う、ぅ・・・」
口内にある指を伝って、喉の奥へ垂れる液を、飲まずにはいられない。
指は舌を撫でて、薬を浸透させていく。
力のない体は、ぼんやりと、愛撫を受け入れるしかなかった。

喉が鳴ると、指が抜かれる。
そこに絡んだ液を、先生は舌を這わせて舐め取っていた。
「やめて、ください・・・」
「汚いなんて思っていないよ。私にとっては甘美な滴だ。
さあ、そろそろ首謀者の名を聞こうか」
問われた瞬間、口が勝手に開く。
言葉は、自分で止められるものではなかった。




次の日の朝、気付けば自室のベッドの上にいた。
昨日のことは、夢であってほしかった。
けれど、腹部や下腹部に違和感があり、それが現実を物語っているようだった。
首謀者を話してしまった、きっと退学にされるだろうと覚悟する。
いつ宣告されるかと、一日中緊張して過ごしていたけれど
授業が終わった後、その先生は急きょ入院することになったと告げられた。

放課後、話があると言われ、先生の部屋へ呼び出される。
「よく来たね、ハーブティーでも淹れようか」
「・・・今日、あの人が入院したって聞きました」
先生は特に動じることなく、ハーブティーの用意をしている。
「座って、ゆっくり話をしようか」
あまりに平然としているので、ただの偶然なのだろうかと、そんなことを思う。
とりあえず座ると、カップにハーブティーが注がれた。

「単刀直入にお尋ねします。あの人を病院送りにしたのは・・・先生ですか?」
「そうだよ」
あっさりと告げられて、言葉を失う。
「傷付けたわけではないよ。ただ、少し記憶を消させてもらっただけだ」
「・・・先生がしたことを知っているのは、僕だけということなんですね。もし、言ったら・・・」
「君は、そんなことはしないさ」
先生に、下腹部の辺りを指差される。
その瞬間、自分の中で何かがうごめくような違和感を覚えた。

「あ、あ、何・・・っ」
違和感は下へ下がり、昨日雄しべが入っていた箇所へ伝わる。
ツタが挿入されていたときのような感覚が走り、体が震えた。
「君の体の中には、花の種子を植え付けさせてもらった。私の加減一つで、腹を破ることだってできる」
悦楽が激痛に変わることを想像し、今度は恐怖が体を震わせる。
種子は動きを止めたものの、怯えてじんわりと冷や汗をかいていた。

「不安そうな顔をしているね。でも、可愛い生徒を殺す真似はしないさ。
君は、普段通り、聞き分けのいい優等生でいてくれればいいのだから」
頬に、先生の手が触れる。
自分の意思はこの人に支配されたのだと、そう悟った。

「僕・・・はい、もう、悪事は働きません。・・・先生の言うことを聞く・・・優等生になります」
「嬉しいよ。さあ、冷めないうちに飲むといい」
先生が微笑んで、手を離す。
口をつけたハーブティーは、ほとんど味が感じられなかった。




―後書き―
読んでいただきありがとうございました!
危ないシリーズ第一段、ピクシブがきっかけでこんなものが仕上がりましたとさ・・・
終わり方もだいぶ危ないです、でもこんな雰囲気が好きです。