限りなく危ない夢と妄想6


次の休日、僕は約束通りジェンと旅行に行った。
場所はさほど遠くなく、電車で1時間ほど。
けれど、ホテルは一流で、エントランスにシャンデリアがあってかなり豪華だった。
本当に僕が来てしまってよかったんだろうかと恐縮するが。
ジェンは慣れているのか、珍しげに辺りを見回すこともなくチェックインを済ませていた。

「ボク達の部屋は最上階だってさ、行こー」
「あ、ああ」
ジェンにぐいぐいと手を引っ張られて、エレベーターに乗る。
途中で乗って来る人達も高級そうなスーツや、きららびやかな服を着ていて。
明らかに、学生が来るのは不釣り合いな雰囲気だった。

入った部屋も、それはもう豪華なものだった。
大きなテレビに冷蔵庫、広々とした浴室にシャンデリア、終いには天蓋つきのベッド。
どこを見ても高級品しか並んでいない雰囲気に、僕はますます恐縮した。


「うわー、すごい。コンテストの優勝賞品は例年豪華だって聞いてたけど、かなり得したね」
「そ、そうだな」
ジェンははしゃいで部屋を見て回っているが、僕は唖然としたままだった。

「あ!このテレビ、有料放送も見られるみたい。何か映画でも見ようよー」
ジェンに腕を引かれて、皮張りのソファーに座る。
適当にチャンネルを回すと、ちょうど始まる映画があった。
知らないタイトルだったけれど、多すぎるチャンネルを選ぶのも時間がかかるのでそれを見ることにした。


内容は、魔法使いが悪の帝王を倒すオーソドックスなストーリーだった。
ジェンはファンタジーが好きなのか、夢中になって見入っている。
僕はと言うと、退屈はしていなかったけれど映画の内容があまり頭に入っていなかった。

それというのも、ソファーは大きいのに、ジェンはぴったりと肩をくっつけていて。
戦闘シーンで興奮すると、さりげなく腕を絡めてくる。
アスの言葉がなかったら、ただの友人同士のスキンシップとしてとらえられたと思う。
ジェンも皆と同じことを考えているとは限らないのに。
体が触れ合っていると、僕は変に体が強張ってしまっていた。

戦闘シーンが終わると、どういう流れか覚えていないが主人公とヒロインが良い雰囲気になる。
そのキスシーンを見て、僕はふいに問いかけた。


「ジェンは・・・僕が、アス達とこういうことしたって、知ってるんだよな・・・?」
躊躇いがちに聞くと、ジェンは画面から目を離して僕を見た。
「うん、知ってるよー。でも、あんまり驚かなかったなぁ。。
薄々、そうなるんじゃないかって思ってたしね」
ジェンの軽いリアクションに、僕は戸惑う。

「前々から思ってたって、どうして・・・」
「だって、皆ルイに気があって近付いたんだよ。気付いてなかったの?」
僕は、呆気にとられて口を半開きにする。
何気ないスキンシップは確かにあったけれど、友人同士の交流の一環だと思っていたし。
特に目立った特徴もない自分がそんなに好かれるなんて、信じられなかった。
僕が呆けたままでいると、ジェンは溜息を吐いた。

「それなのにルイが彼女作ったから、皆複雑だったんだよー。。
このままじゃ取られる!って焦って、大胆な事しちゃったんだろうなぁ」
どうやら、僕は知らず知らずの内に残酷な事をしていたらしい。
気のある相手が、自分の全く知らない第三者に惹かれていたら。
恐らく、僕も嫉妬せずにはいられなくなるだろう。

つい表情が暗くなってしまい、真っ直ぐ前を向けなくなる。
すると、ジェンがテレビを消して顔を覗き込んできた。


「あ、映画・・・」
「後でDVD借りるからいいよ。・・・ねえ、ルイが気にすることなんてないんだよ。。
無理矢理やったアス達が悪いに決まってるんだから」
ジェンは、心配そうに眉根を下げている。
確かに、無理強いされたときは恐怖しかなかったけれど。
いくらジェンでも、皆のことを悪く言うってはほしくなかった。

「ルイはお人好しだもんなぁ、だから皆惹かれたんだけど。。
あんなことされたのに、まだ疎遠になってないなんて驚いたよ」
「だって・・・皆、大切だ」
友人を作るのは、自分を守るためでもあったけれど。
それ以上に、一緒に居て楽しい仲間と離れたくなかった。
その思いは、気持ちを伝えられた後でも変わらなかった。

「皆ずるいや、ルイの優しさに付け入って。・・・ボクも、例外じゃないけど」
「それって、どういう・・・」
どういう意味かと尋ねようとした時、ドアがノックされる音がした。


「失礼いたします。お夕食をお持ちいたしました」
「あれ、もうそんな時間?意外と映画が長かったんだなー。今出ますー」
ジェンが扉を開くと、今まで見たことのない料理が運ばれてきた。
僕の目はそれらの料理に奪われてしまい、質問の続きをする事を忘れてしまっていた。

スタッフが部屋から出ると、僕等は早速料理を堪能する。
ずらりと並べられたナイフ、フォーク、スプーンに戸惑ったが、ジェンの真似をして外側から使ってゆく。
デザイン性溢れた料理は見た目もさながら、味も絶品だった。
品数が多く、量も十分にあって、食べ終わった頃は満腹で暫く動けなかった。



「あーおいしかった。前菜からデザートまで、何から何までおいしくて大満足だよ」
「うん、絶品すぎて、言葉を失ってた」
ゆったりしようとソファーに座ると、すぐ隣にジェンも座る。
すると、またぴったりと体が密着した。

「ねえ、この後、一緒にお風呂入ろう?」
思わず、表情が強張る。
風呂に入る、ということは、一糸まとわぬ姿になること。
普通なら、同姓同士で恥ずかしがることもないのかもしれないが。
今の状況では、躊躇わずにはいられなかった。

「僕は、別々に入った方が・・・」
「豪華なホテルに泊まれて、おいしい料理食べられたのは誰のお陰?」
そう言われると、言葉に詰まる。
反論しないでいると、ジェンは無邪気に笑った。


「それじゃ、お風呂沸かして準備してくるねー」
ジェンは意気揚々と、浴室へ行く。
本当に、断らないで良かったのだろうか。
今更だけど、ジェンと一緒に入浴することがとてもふしだらなことに思えてしまう。
皆の気持ちを知っていながら、本当にいいのだろうか。

僕はやはり自意識過剰なのか、ジェンが何かをすると決めつけてしまっていた。
そもそも、ジェンは僕の事を「友達」と言っていたから、ただ単にスキンシップがしたいだけかもしれないのに。
そうして考えを巡らせていると、いつの間にかジェンが戻って来ていた。

「ねえ、眠たくなる前にもう入っちゃお。湧くのすごく早かったし」
「・・・わかった」
断っても、また豪華なホテルのくだりを言われるに違いないので、大人しく従った。




浴室は、脱衣所からすでに広々としていて、僕の部屋以上の大きさだった。
温泉と言ってもいいくらいの広さに、少しの間唖然とする。
室内はほどよく温まっていて、快適だった。
「何から何まで豪華だよねー。ほら、シャンプーとかも見たことないブランドだよ」
ボディソープが入っているボトルも、いかにも高級そうな珍しいデザインをしている。
それで体を洗うと、花の良い香りに包まれた。

髪を洗ったり、洗顔している間、ジェンは傍に居たが指一本触れてこなかった。
さっきの悩みは自意識過剰な杞憂だったのだと、ほっとする。
泡を洗い流し、大きな浴槽へ向かったが、入る直前で、僕はぴたと足を止めた。

「・・・ホテルの風呂って、こんな風になってるのが普通なのか?」
「ううん、これはボクがやったんだよ。前、お湯がジェル状になる入浴剤あげたでしょ。。
面白そうだから自分も分も買っておいたんだ」
浴槽のお湯は薄い桃色に染まり、まるで片栗粉を混ぜた水の様な粘り気があった。
手ですくってみると、どこかで触れたことのある感触がまとわりつく。

「・・・こんなことして、怒られるんじゃないのか」
「大丈夫だよ、ベッド近くの引き出しに似たようなものがあったし」
2人用の部屋なのに、キングサイズのベッドが1つしかない事に合点がいった。

「やっぱり出る、なんて言わないでね。一人で入ってもつまんないから」
「・・・わかってる」
ジェンに念を押され、こわごわと浴槽へ入る。
思い切って身を沈めると、全身が温もりに包まれて、意外と悪くはなかった。
ただ、ジェルの抵抗があり、動きにくくて。
その感触に包まれていると、変な気分になりそうだった。


「うわー、面白いなぁ。全身にゼリーまとってる感じ」
ジェンははしゃいで、浴槽を動き回る。
僕はというと、入ったところから一歩も動けないでいた。
そんな様子を見かねて、ジェンに手招きされる。
断ることができなくて、液体を掻き分けてジェンに近付いた。

「断ったっていいのに、ほんとお人好しなんだから。無防備に近付いて来ちゃってさ・・・」
ジェンの指が、撫でるように胸部をなぞる。
その仕草で、僕は気付いてしまった。
やはり、ジェンは友達として僕を選んだのではない事を。

反射的に身を引こうとしたが、その前に首に両腕がまわされて。
下を向かされたと思ったときには、ジェンと唇が重なっていた。
しっとりと濡れた、柔らかい感触に動揺する。
ジェンはすぐに離れ、熱っぽい眼差しで僕を見上げていた。



「ルイ・・・抱いて」
薄々予測はしていたけれど、その言葉はやはり衝撃的で、すぐに了承はできない。
「・・・何で、僕がいいんだ」
グループには、アスだって、ルイだっている。
そもそも交友関係が広いジェンに、なぜ自分が選ばれたのか旅行に来る前から疑問だった。

「ルイは、皆の事を必要としてるでしょ、切実に。。
誰一人欠けてほしくないって思ってるから、あんなことされても絶交しない。。
だから、思いを打ち明けられる安心感があるし、何より・・・ルイは優しい」
そう言って、ジェンは体を摺り寄せる。
滑らかな肌と、ジェルの感触が混じり合って、何とも言いようのない気分になってしまう。

「僕は・・・一人になりたくないだけだよ。皆の為じゃない、自分の為だ・・・」
「そうだね、人は自分がかわいいもんだよ。。
でも、さっさと他の友達を作って絶交しないのは、やっぱり優しいからだと思うな」
本当にそうだろうかと、僕は自分に問いかける。
相手を傷つけたくないから、僕は皆と離れないでいるのだろうか。
ただ、新しい友人を作ることが面倒だから、今のままがいいと思っているのではないか。
自意識過剰になったり、自信がなくなったり、今日は情緒不安定だった。

「ルイがどうしても嫌なら引き下がる。。
だけど、ボクに少しでも好意を抱いてくれるんなら・・・」
もうわかっているだろうと言うように、言葉の続きは告げられなかった。
ジェンに、好感を抱いていないはずはない。
その証拠に、体が密接になっていると、僕の心音は早くなっていた。


抱いている好感は恋愛感情ではない気がするけれど、彼女ができたときの動悸とよく似ていて。
これは友への親愛なのか、それ以上のものなのかわからなかった。
突っぱねれば、嫌いだと言ってしまうようなもの。
それなら、友人を一人失うくらいなら。
僕は、ジェンの望むようにしてあげたかった。
他にも、誘ってくれた恩返しをしたい気持ちがあったのだと思う。
僕はジェンの体に腕をまわし、意思を示した。

ジェンが、はっと息を飲む。
それから、くすりと笑って再び唇を重ねた。
薄く口を開くと、ゆっくりと舌が入り込んでくる。
お互いに絡ませ合うと、今度は自分からもジェンの口内へ差し入れた。
理性が働かず、まるで本能だけが先行して動いているようで。
誘われるままに、僕はジェンと触れ合わせていた。

淫らな音が浴室に響き、頬に熱が上ってくる。
ジェンが離れると、お互いの間に液が糸を引いた。
それを見て動揺してしまい、僕が制止していると、ふいにジェンに腕を取られる。
そして、手がジェンの下腹部へ誘導されていった。


「ルイだって、されたことあるからわかるでしょ・・・?。
もう全体が潤滑剤みたいなもんだから、すんなり入ると思うよ」
「あ・・・わ、わかった・・・」
言われるがままに、僕は慎重に指先をジェンの中へ埋める。

「あっ・・・」
官能的な声が、耳に届く。
それだけで、ジェンが本当に感じているのだとわかり、僕自身も昂ってしまいそうだった。
指はすんなりと入り、難なく奥まで進んでゆく。
ゆっくりと間接を曲げると、ジェンは熱っぽい吐息を漏らした。

「指、増やしてもいいよ・・・ルイのこと、受け入れたいから・・・」
いつもと違う調子の声に誘われ、僕はまたジェンの中へ指を埋める。
抵抗するように内壁が動いたが、まるで奥へと誘導されているようでもあった。
指に圧迫感を覚えながらも、ジェンの望みどおりに狭い箇所を解してゆく。

「んっ・・・は、ぁ・・・」
僕が何か動きをするたびにジェンが反応し、声を漏らす。
理性が、働かなくなってくる。
指が難なく動くようになってきて、この後の痛みを少しでも和らげるようジェンを解す。
重なり合う肌から、ジェンの心音が伝わってくると、自分の下半身も疼いていた。


「ん・・・ルイ、もういいよ」
傷付けないように指を抜くと、ジェンが息を吐く。
頬が染まり、ほのかに汗をかいた姿は、まるで少女のような色っぽさがあった。
見惚れていると、ふいに、下肢のものにジェンの手が触れた。

「あ・・・っ」
それはすでに熱を持っていて、反応していた。
「ふふっ、ルイ、ボクの声だけでこんなになって、感じやすいんだね。。
・・・って、皆のせいに違いないけど」
性的な刺激に対して敏感に反応するようになってしまって、今更ながら羞恥を覚える。
相手が昂っていることを確認すると、ジェンは腰を浮かせた。

「ボク・・・ルイが欲しい。気持ち良くさせてあげる、ね・・・」
ジェンは自分から動き、さっきまで指を咥えていた箇所に、相手の下肢のものをあてがう。
そして、躊躇うことなくそれを自分の中へ誘った。

「あ・・・っ、ジェン・・・!」
「あぁ・・・ルイ・・・」
ジェンは恍惚の表情で、自信の身を沈めて行く。
熱い中へ誘われたものは、内壁に圧迫されて刺激を受けていた。
お互いが脈打つのが感じられて、体温が入り混じる。
ふしだらなことだけれど、こうして相手と繋がり合うことは、決して嫌な事じゃなかった。

ジェンはどんどん腰を落として行き、もう進みようがなくなる。
そうして全体を締め付けられると、息を吐かずにはいられなかった。


「ん・・・すごく、熱い・・・ルイも、感じてくれてるんだね」
うっとりとした表情で、ジェンは嬉しそうに言う。
声も、表情も、とても官能的に感じられて、僕自身も気が落ち着かなかった。
もしかしたら、浴槽一杯に広がる液に興奮作用があるのかもしれない。
僕はジェンの背を抱き、少しでも楽になるよう体を支えた。

「ルイ・・・」
ジェンも同じ様に腕をまわし、お互い繋がり合ったまま抱き合う。
体の外側も、内側も温まっていて、心地良さを感じる。
僕が皆から離れないのも、この温もりを手放したくないからだ。
今や、淫らな行為の先にある熱を、求めたいと思うようになってしまった。

「ルイ、ボクのに、触って・・・」
ジェンが少しだけ身を離し、自分の昂りへ手を誘導する。
僕はあまり抵抗なくそれに触れ、周りの液体と一緒に擦った。

「ああっ・・・」
液の感触が気持ち良いのか、ジェンは悦を含んだ声を漏らす。
潤滑剤だらけの状態なので、手はとても滑らかに動く。
そうしてジェンが感じると、中の物に圧が加えられて、僕も同じ様に悦を感じていた。
このまま果ててしまいたくて、手を休めることなく動かしジェンを刺激する。

「あっ、んん・・・あぁ・・・」
声が上ずってきて、余裕がなくなってきているのだと分かる。
もっと刺激が欲しいと求められているようだったが、下腹部を動かすと痛そうで気が引ける。
だから、指先でなぞったり、掌全体で愛撫したりと、動きに変化を付けて刺激を増した。
そして、偶然弱い箇所に触れたのか、ジェンが身を震わせた。

「ああ、ルイ・・・!あぁぁっ・・・!」
一気に内壁が収縮してきて、今までにない程強い刺激を感じる。
「・・・ジェン・・・っ!」
吐精する前に、僕は身を引こうとする。
けれど、ジェンはそれを拒むようにしがみついてきた。

「っ、あぁ・・・」
引き留められ、何度も締め付けられ、抑えきれなくなる。
自分の意思とは関係なく、白濁はジェンの中へ注がれてしまった。
その熱さを、自分でも感じる。
浴槽に広がる液とは違う、淫猥な液体を。


体の反応がおさまると、ジェンはゆっくりと身を離す。
じわじわと自分の中にある物を抜くと、肩で息をした。
「ルイ・・・大好き」
ジェンは、そっと身を寄せる。
僕は想いに応えるよう、優しくジェンを抱きしめた。


その後、備え付けのバスローブに着替え、体が覚めない内にベッドに寝転がる。
バスローブも、ベッドの毛布もとても肌触りがよくて、良い夢が見られそうだった。
ジェンがすり寄ってくると、まるで恋人同士の理想のシチュエーションのようだと思った。

「・・・ごめんね、ルイの優しさに付け入るような、ずるいことして」
やけにジェンがしおらしくて、僕は肩にそっと手をまわした。
「謝らなくていい。ジェンに応えたのは、僕の意思なんだから」
何人もの相手と不貞を働いている自分が、ふしだらだとは思う。
それでも、正直な欲望には勝てなかった。
そんな自分は、多くの相手から求められることで、存在価値を確かなものにしたがっている気がした。

「これからも、傍にいてもいい?」
伺いを立てるような、控えめな口調。
大胆に誘いかけてきたジェンでも、後ろめたさを感じているのかもしれない。

「僕は、ジェンとも離れたくない。欲張りで淫乱な奴って思うかもしれないけど・・・」
「そんなことないよ、ルイはお人好しすぎるだけ。・・・ボク、嬉しいよ」
甘えてくるジェンが可愛らしくて、思わず微笑みかけていた。
これで、友人グループ全員と一線を越えてしまったけれど。
不思議と、後悔はしていなかった。

不貞をしていると知った上で、離れないでいてくれる。
僕もまた、そんな皆から離れられなかった。




―後書き―
読んでいただきありがとうございました!
ジェンとの話は書かないと言っていましたが・・・妄想意欲が爆発したので、ゼリー風呂書きました。
次もどんどん続いていきます。